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チェルシーがイバノ弾で鬼門ビラ・パークから勝ち点3を持ち帰る

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[2.7 プレミアリーグ第24節 アストン・ビラ1-2チェルシー]

 プレミアリーグは7日、第24節を各地で行い、首位のチェルシーはアウェーで16位のアストン・ビラと対戦した。チェルシーは、苦しみながらも2-1で勝利。勝ち点3を持ち帰ったチェルシーは、2位のマンチェスター・シティが引き分けたため、勝ち点差を7に広げている。

 8戦未勝利、6試合無得点と苦戦が続いているアストン・ビラだが、チェルシーもジョゼ・モウリーニョ監督は、このビラ・スタジアムでは過去に一度も勝利していないというジンクスを持つ。それでも、序盤からボールを保持したチェルシーは、早い時間帯に試合を動かす。前半8分、右サイドで最終ラインの裏をとったMFオスカルの折り返しをMFウィリアンが受け、PA内にスルーパス。これを受けたMFエデン・アザールがダイレクトシュートを決めて先制した。

 幸先の良いスタートを切ったチェルシーだったが、その後は両チームともに球際で激しく競り合う展開となる。その中で、負傷のMFセスク・ファブレガス、出場停止処分のFWジエゴ・コスタと、2人のキーマンを欠くチェルシーは、なかなか良い形をつくれないまま、1点リードで前半を折り返した。

 後半に入ると、ホームのアストン・ビラが押し気味に試合を進める。後半3分には、CKの流れからMFカルレス・ジルの折り返しをDFジョレス・オコレがヘディングで合わせ、2015年チーム初ゴールを決めて試合を振り出しに戻した。

 不満の残る後半のスタートとなったチェルシーは、10分あたりからMFマティッチ、MFウィリアンがミドルシュートでゴールを狙うが、得点を挙げることはできない。後半19分には、精彩を欠いたFWディディエ・ドログバに代えて、FWロイク・レミを投入した。

 選手交代から3分後、チェルシーは左サイドで粘りを見せたDFセサル・アスピリクエタの折り返しをDFブラニスラフ・イバノビッチがFW顔負けの左足ボレーでゴールに沈め、再びリードした。

 リードしたチェルシーは最後の交代枠で新加入のコロンビア代表MFフアン・クアドラードを起用する。アストン・ビラも元チェルシーのイングランド代表MFジョー・コールを起用したが、決定機をつくり出せない。このまま2-1でチェルシーが勝利。ジンクスを打ち破ったモウリーニョ監督は、試合終了とともに大きなガッツポーズを見せた。

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