beacon

ペップ、課題は「ゲームの組み立て」 ロイスの契約延長には「ドルトムントにおめでとう」

このエントリーをはてなブックマークに追加

 バイエルンは14日に行われるブンデスリーガ第21節でハンブルガーSV(HSV)をホームに迎える。ジョゼップ・グアルディオラ監督は13日の会見でここ数試合の課題について語り、相手を警戒している様子を示した。

 リーグ首位を独走しているが、後半戦に入ってからは1勝1分1敗と調子が上がらないバイエルン。周囲からは攻撃面でつくり出すチャンスの数が少ないと指摘する声も挙がっている。会見でその点について語ったグアルディオラ監督のコメントを、ドイツ『AZ』など複数メディアが伝えた。

「フォワードに関しては心配していない。どちらかと言えば、我々のプレースタイルが気になっている。最も重要なのはより多くの好機をつくることだ。そのためには、プレーの組み立て方にも注意しなければいけない。1試合につき何キロ走るかよりも、プレーの組み立て方を改善しなければいけない」

 シュトゥットガルトとのアウェーゲームを2-0で制し、ようやく後半戦初勝利を収めた前節については次のように振り返っている。

「プレーを組み立てるスピードが非常に遅いという問題を抱えていた。そうなると、ロングボールを使ってしまうことで解決しようとするが、それではシンプルすぎると思う。明日の試合ではそれを改善したい。HSV戦は非常に大事だと感じているよ」

「最高のレベルで戦えなければリーグ連覇も難しくなるし、チャンピオンズリーグで優勝することもできない。それは当然のことだ」

 前半戦では第4節でHSVと対戦し、アウェーで0-0のドローだった。

「あの試合では、彼らと戦うのがどれほど難しいのかを思い知らされたね。スピーディーなプレーを見せ、すごくアグレッシブなんだ。判断の時間を与えてくれないチームだ」

 一方、ここ2試合で2得点とシーズン前半以来の好調を維持している様子のFWアリエン・ロッベンには賛辞を送った。

「アリエンがボールを持つと、彼のボディランゲージでゴールを狙っていることが感じられる。フォワードにとっては簡単なことではない。狭いスペースで、多くの相手DFに囲まれ、時間が一瞬しかない状況だからね。しかし、アリエンはそういう状況が得意なんだ。私は多くの優れたプレーヤーたちを指導してきた。アリエンもその中の一人だ」

 また、MFマルコ・ロイスがドルトムントとの契約延長にサインしたことにも触れている。「ドルトムントにおめでとう。彼の決断だ」と語り、「素晴らしい選手だし、シーズン終了まで負傷しないことを祈るよ。我々はベストプレーヤーと対戦したいからね」と会見を締めくくった。

▼関連リンク
ブンデスリーガ2014-15特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP