ユベントスMFポール・ポグバの代理人ミノ・ライオラ氏がスペイン『マルカ』のインタビューに応じ、同選手のレアル・マドリー移籍の可能性について言及している。

　ジョルジュ・メンデス氏と並び、移籍市場で大きな影響力を持つ代理人ライオラ氏。同氏は自身の顧客ポグバについて、新たな世代を代表する選手との見解を示している。

「彼が新たな世代の旗頭だ。ポグバのような選手は存在しない。世界は新たな世代の台頭を待っており、その先頭に立つのが彼なんだよ」

　マドリーは過去にポグバの獲得を目指しながらも、要求された移籍金の支払いに否定的であったようだ。ライオラ氏は、自身とマドリーが良い関係にないこともうかがわせている。

「マドリーは17歳だったポグバのために1000万ユーロを支払うことを拒んだ。彼らはどういった選手かを知らなかったんだよ。あのときは1000万ユーロを支払わず、1年前にカタールで話したときには3000万ユーロの支払いを拒んだ。彼らが私に敵対しているのかは分からない。しかし今、ポグバが欲しいなら私に電話をかければ良い。私の番号を知らないとしてもね」

「ポグバは明日のことだけを考えている。もしマドリーが彼の獲得を望むなら、まず電話をして、その後に引き入れればいい。彼は17歳でマンチェスター・ユナイテッドに加わったように、挑戦を好む選手だ。マドリーは危険な場所であり、焼け焦げる可能性だってある。だがポグバの準備はできているよ。マドリーにとって、金は問題ではないはずだ」

　ポグバの市場価値について問われると、次のように返答した。

「1億ユーロ以上だろう。しかし価格を定めるのは、彼を獲得するクラブだ。ポグバ獲得は新世代のリーダーを引き入れることを意味する。彼を獲得できるのはバルサを含めて7クラブ存在し、私はマドリー以外の全クラブとコンタクトを取っている。自分はジョルジュ・メンデスという、マドリーの多くのことを扱う代理人ではないんだよ」

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