チェルシーのジョゼ・モウリーニョ監督は、来シーズンに向けて夏に大きな補強を行うことは考えていないという。ユベントスMFポール・ポグバへの関心も否定した。

　チャンピオンズリーグ(CL)でパリ・サンジェルマン相手にベスト16敗退に終わり、来季は欧州の舞台でさらなる躍進を目指したいチェルシー。だが、冬のマーケットでMFフアン・クアドラード獲得に大金を投じたのみだったモウリーニョ監督は、夏の補強についても次のように述べた。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えている。

「我々の補強方針に大金は必要ない。多くを必要としていないからだ。我々は今のチームと選手たちを気に入っているからだ。(夏は)静かだと思う。売る選手とそれで得る資金による。どうなるかは様子を見よう。だが、現時点で今の選手たちに満足かと聞かれれば、私は満足だと答える」

「獲得も放出もゼロなのかと聞かれれば、そうは思わない。常に向上したいと望んでいるし、いくつかの変更は常にあるからだ。だが、大きなことは本当にないだろう。資金の心配はしていない」

　チェルシーはこの夏の注目株の一人、ポグバへの関心も報じられているが、モウリーニョ監督は次のように述べている。

「私はポグバやほかの選手たちのことを考えていない。私に言えるのは、我々はウチのMFたちを見ているということだ。我々は良いグループだよ。私はルーベン(・ロフタス=チーク)のこともすごく信じているんだ」

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