4日のリーガ・エスパニョーラ第29節、レアル・マドリーは本拠地サンティアゴ・ベルナベウでのグラナダ戦に9-1で大勝した。カルロ・アンチェロッティ監督は試合後、最後まで得点を狙い続けた選手たちに満足感を表している。

　スペイン『アス』がイタリア人指揮官のコメントを伝えた。

「試合の決着がついたと思うことなく、90分を通してプレーし続けなければならない。選手たちはライバルに敬意を払いながら、素晴らしいことを成し遂げた」

「チームはとてもフレッシュな状態にあり、この試合でそれを示した。高いプレーリズムで試合に入り、多くの得点を決められたね。我々は満足感を得ているよ。だがチームは一試合を戦っただけであり、水曜の試合(ラージョ戦)に向けて集中する必要がある」

　戦列復帰を果たしたMFハメス・ロドリゲス、レポーケル(5得点)達成のFWクリスティアーノ・ロナウドについては、次のような見解を示した。

「ハメスはとても良いプレーを見せた。2か月戦列を離れていたとは思えなかったね。彼はインテンシティーを発揮し、良質なプレーで我々を助けてくれた。豊富なアイデアによって、チームのパフォーマンスに奥行きを与えていたよ」

「クリスティアーノはチームの改善とともに良くなった。彼がマドリーで5得点を記録したのは初のことだ。彼自身、またチームにとっても良かったね。彼を休ませる考え?　チームはフレッシュな状態にあり、休ませる意味などないだろう。疲労や負傷のリスクがある際には温存するよ」

　また、MFルカ・モドリッチの重要性を今一度説いている。

「彼は決定的な選手だ。ボールを素早く回すことが、プレーにおいて決定的な要素となり得るようにね。モドリッチにはプレーリズムを変える能力があり、サイドにボールを散らすことができる」

　この9-1という結果を、残り9試合の1-0の勝利と交換するかを問われると、次のように返答した。

「もちろん交換させてもらうよ。しかし、何よりチームが望むようなパフォーマンスを披露したことを強調しなければならない。重要なのは勝利であり、チームはしっかりとそれを手にした」

　3選手を起用するマドリーの中盤には、ハメス、モドリッチ、トニ・クロース、イスコと4人の主力選手が存在している。

「12選手を置くことはできないからね……。もし100%の状態ではない選手がいれば、その選手はプレーはしない。しかし全員が100%であれば、私の両目で起用しない選手を決定することになる」

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