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フリット氏:「部分的なミラン売却は良いこと」 ベルルスコーニについては残留希望

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 元ミランのルート・フリット氏は、クラブが部分的に株式を売却するのは良いことだと考えている。だが、シルビオ・ベルルスコーニ名誉会長はトップとしてとどまるべきと主張した。

 ベルルスコーニ氏は以前からミランの売却を考えていると言われる。先日からタイや中国の資本グループによる買収が騒がれているところだ。

 フリット氏のコメントを、イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えている。

「ミランに対する中国資本の関心? イングランドには多くの外国資本が入っている。それが未来なんだ。中国のグループはミランを部分的に買収したいんじゃないかな。それは良いことだと思う」

「ベルルスコーニ氏は世界で最も勝利を手にした会長だ。彼はミランで素晴らしいことをやってきたと思う。もちろん、今はトップにいるのがより難しくなっているが、ミランはいつだってミランだよ。私は、彼が会長であり続けることを願う」

 フリット氏は、アドリアーノ・ガッリアーニCEOの続投も希望している。

「彼はサッカー界で起きていることをすべて知っている。ミランには彼の経験や、彼が知っている人たちが必要なんだ。ミランの歴史において非常に重要な存在だった。彼も残るように願っている」

 一方、フィリッポ・インザーギ監督の手腕について、フリット氏は経験不足を認めながらも、一定の評価をしているようだ。

「いつも監督を代えることはできないと思う。ピッポは経験豊富ではないし、若い指揮官だが、彼なりの仕事をしているよ。(クラレンス・)セードルフもそうしていたようにね。ただ、彼には時間が与えられなかった」

「インザーギには学ぶ必要がある。ユベントスのような最高の選手たちがいるわけではない。だが、少しずつ前進しているんだ」

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