beacon

内紛報道を批判のインザーギ 「今は言葉ではなく事実が大事」

このエントリーをはてなブックマークに追加

 ミランは28日、セリエA第33節でジェノアとホームで対戦する。フィリッポ・インザーギ監督はクラブの公式ウェブサイトで、周囲の喧騒を批判するとともに、選手たちには前節の黒星を忘れる試合をすることを求めた。

 前節ウディネーゼ戦で不甲斐ない戦いを見せたミラン。一部メディアは、試合後に選手たちの姿勢を批判したインザーギ監督に対し、ある選手が「ミランにふさわしくないのはあなただ」と反論したと報じている。また、ミランはウディネーゼ戦後から合宿を開始したが、この決定にチームから不満の声が上がっているとも言われている。

 だが、恒例の前日会見を行わず、クラブの公式チャンネルで話すのみにとどめたインザーギ監督は、次のように強調した。イタリア『スカイ・スポーツ』などが伝えている。

「何があったのか、私はよく知っている。選手たちはすぐに、合宿が正しい決断だと理解し、全員で共有した。いろいろとくだらないことが言われているのは良くないね」

「明日の試合で良い反応を見せなければいけない。ひどい試合の雪辱をし、サン・シーロでこのユニフォームやサポーターとの絆を示すことができるはずだ。言葉はいらない。今はピッチでの事実だけを見たい」

 残り6試合で10位のミランが欧州への切符を手にするのは難しいことだ。だが、インザーギ監督はヨーロッパリーグ(EL)出場権獲得を諦めてはいけないと強調した。

「希望がある限り、最後まで競う野心を持たなければいけない。すべての選手がより多くを出さなければいけないよ」

▼関連リンク
セリエA2014-15特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP