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ミラン、120億円の損失計上 29日にクラブ売却交渉か

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 ミランは28日の株主総会で、2014年の決算で9130万ユーロの損失を計上したことを明らかにした。イタリアメディアによると、シルヴィオ・ベルルスコーニ名誉会長は29日、タイの実業家ビー・タエチャウボル氏とクラブ売却に関する交渉に臨むようだ。

 アドリアーノ・ガッリアーニCEOは損失について、チャンピオンズリーグ出場を逃したことや、親会社フィニンベストの会計が別であることが影響しているとし、それらがなければ4640万ユーロだと主張している。

 それでも、厳しい経営状況であることは変わらない。ミランは先日からクラブ売却交渉の行方が注目されている。ガッリアーニCEOは「クラブが売却されると決まっているわけではない。売却されるときは、それがミランのためだからだ」と述べた。

 ベルルスコーニ名誉会長が売却を交渉しているのは、タエチャウボル氏主導の投資グループと、リチャード・リー氏が主導する中国投資グループだ。前者はすでにミラノ入りしている。

 イタリアメディアによると、タエチャウボル氏は28日にジュネーブを訪れたようだが、29日にミラノに戻ってくるもよう。同日夜にベルルスコーニ邸でセリエA第33節ジェノア戦を一緒に観戦し、そしてクラブ買収について交渉するとみられている。

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