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後悔はないというインザーギ、合宿は中断 「それぞれ適切と考えることを自由に」

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 ミランフィリッポ・インザーギ監督は、解任間近と伝えられている。29日のセリエA第33節ジェノア戦で敗れた指揮官は、悔いはないと語った。

 惨敗したウディネーゼ戦後に合宿実施を決定し、チームに奮起をうながしたインザーギ監督。だが、逆にチームとの亀裂が報じられ、ジェノア戦では2点を先行されるなどし、1-3と連敗を喫した。

 イタリアメディアは、ミランがインザーギ監督解任の方向に向かっていると報じた。下部組織を率いるクリスティアン・ブロッキ監督を、シーズン終了までの暫定指揮官に据える考えという。シルヴィオ・ベルルスコーニ名誉会長は一晩考えることにしたようだ。

 一方で、インザーギ監督は試合後、イタリア『スカイ・スポーツ』のインタビューで次のように語った。

「私は決して屈しない。クラブが考え、決断をする。確かなのは、それがミランにとってベストの決断ということだ。私は顔を上げて前進する」

「悔いはない。過去に戻っても、すべて同じようにやる。私は全力を尽くした。ダービー後に光が消えてしまい、その光を再びつけることに苦しんだ」

 また、インザーギ監督は合宿を中止したことも明かしている。テクニカルスタッフはミラネッロの練習場に寝泊まりするが、選手たちは自由にしていいという。当初は「無期限」としていた合宿について、インザーギ監督は次のように述べた。クラブの公式ウェブサイトがコメントを伝えている。

「我々は合宿を中断することに決めた。一緒にいるために合宿をしようと私が決めたんだが、クラブと一緒に合宿を中断することを決定した。私とスタッフはミラネッロに戻る。選手たちは、それぞれが適切だと考えることをする自由がある」


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