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残り全勝を狙うL・エンリケ 「全部勝てばマドリーが何をしても同じ」

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 バルセロナは2日、リーガエスパニョーラ第35節のアウェーでのコルドバ戦に臨む。ルイス・エンリケ監督は、2ポイント差で追う2位レアル・マドリーを振り切るため残り試合の全勝に意欲を見せている。

 リーガ首位に立つバルサはタイトル奪回に向けて優位に立ってはいるが、マドリーもクラシコの敗戦以降6連勝と好調。バルサは一つでも星を落とせば追いつかれかねない緊迫した戦いが続く。

 コルドバ戦前日の会見で、L・エンリケ監督は次のように述べた。スペイン複数メディアが伝えている。

「我々がすべての試合に勝ったとすれば、ライバルが何をしても同じことだ。もちろん、マドリーが問題を抱えて勝ち点を落としてくれるならその方がいいが、私は自分たちの試合だけを気にしている」

 最下位のコルドバは、残り4試合に全勝する以外に1部残留の可能性はない。

「相手チームの順位に関係なく試合に臨む。残り4試合にもなれば、どの試合も重要なものだ。リーグ優勝が懸かっている。それ以上でもないしそれ以下でもない。選手たちもそのことを分かっており、練習での様子を見ても分かる」

「コルドバは吹っ切れている。残留を達成できる余地はほとんどないからだ。それで自由にプレーできるかもしれないし、できないかもしれない。我々は正しい姿勢で試合に臨むことが必要だ」

 バルサが国内で接戦を演じる一方で、来週のチャンピオンズリーグ準決勝で対戦するバイエルンはすでにブンデスリーガ優勝を決めている。

「15試合を残してリーガ優勝を決められるならその方がいいが、不可能なことだ。最後まで勝負が決まらないことはアドバンテージにはならないが、不利になることもない。集中力を維持することができるからだ」

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