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スターリングがリバプール退団の意思を固める

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 リバプールに所属するMFラヒーム・スターリングは、クラブを離れる意思を固めたようだ。22日にクラブの幹部と話し合う機会を持つとされる20歳のアタッカーは、そのときに自身の希望を伝えると、英「BBC」が報じている。

 スターリングはリバプールから提示されていた週給10万ポンドの新オファーを断り、「金銭面を第一に考えるつもりはない」と主張していた。金曜日には、チーフエグゼクティブのイアン・エアーズ氏とブレンダン・ロジャーズ監督との会談がよていされており、移籍の希望を伝える予定だという。

 2017年まで契約を残すスターリングについて、リバプールは今夏の放出予定はないとしている。しかし、マンチェスター・シティアーセナルといった国内のライバルに加え、他の欧州のビッグクラブも関心を示しているようだ。しかし、ロジャース監督は以前に「リバプールはサッカーチームの中で、特に大きな力を持ったクラブの一つだ。オーナーが『選手を売らない』と考えているのであれば、売却する必要がない」と語っており、スターリングの放出を拒む可能性も十分にある。

 今夏でチームを離れることが決まっているMFスティーブン・ジェラードは、15日に「ブレンダン・ロジャース監督よりも彼のことをわかってあげられる人物はいないと思う」と自身の見解を話し、スターリングの移籍について「若い選手はすぐにすべてを手に入れようと考え、他のクラブに移ろうとしてしまうが、それは危険なことだ」と、リバプールに留まるようにアドバイスを送っていた。

 はたして、イングランド注目の新星は、来シーズンどのクラブのユニフォームに袖を通すことになるのか。

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