バルセロナにMFアレイクス・ビダルを売却したセビージャだが、ここ7年間でバルセロナから約1億ユーロ(約140億円)の移籍金を受け取っている。

　名スポーツディレクターとして知られるセビージャのモンチ氏は、昨夏に330万ユーロで獲得したA・ビダルを契約解除金2500万ユーロに近い額で売却することに成功。バルセロナにここ7年間で売却した選手数は、合計で5人となった。

　セビージャはここ7年間で、バルセロナにDFダニエウ・アウベス(移籍金3550万ユーロ)、MFセイドゥ・ケイタ(1400万ユーロ)、MFアドリアーノ・コレイア(950万ユーロ)、MFイバン・ラキティッチ(2000万ユーロ)、そしてA・ビダル(約2500万ユーロ)を売却。以上の5選手の売却総額はインセンティブ収入抜きでも約1億ユーロに上り、カタルーニャのビッグクラブを最大の得意先としている。

　なお今夏の移籍市場ではMFグジェゴシュ・クリホビアク、FWカルロス・バッカの獲得を狙うクラブも複数存在しているようだが、セビージャはこれ以上選手を売却する必要はなく、契約解除金以上の額が支払われない限り放出することはない模様だ。

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