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シャルケ新監督は長期スパンでの組織作りも覚悟「少しばかり辛抱して」

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 DF内田篤人の所属するシャルケは15日、アンドレ・ブライテンライター新監督の就任会見を行った。シャルケは今月12日に新監督の就任を公式に発表していた。

 ブライテンライター監督は2014年にパーダーボルンを1部へ昇格させた実績を持ち、今回シャルケとは2017年6月30日までの2年契約を結んだ。就任時のコメントでホルスト・ヘルトSDは新監督の理想とするチームづくりについて、「もちろんその実現は、一昼夜で成し遂げられるものではない。だから彼には、そのために必要な時間が与えられた」と2年契約の“理由”を説明していたが、指揮官自身も組織づくりは簡単なものではないと改めて語った。

 クラブ公式サイトによると、ブライテンライター監督は「選手一人ひとりがお互いに信頼し合わなければならない。チームとして機能するだけでなく、ピッチの外でもまとまる必要がある。なぜなら、我々は全員が同じ船に乗っていて、同じ目標を持っているからだ。シャルケの成功という目標をね。そしてこれは、一致団結してのみ達成可能」といいながらも、「少しばかり辛抱して、一緒に同じ方向に進んで行かなければならない」とも語った。

 ロベルト・ディ・マッテオの後を継ぐことになった新指揮官は今季の目標について、「我々の目標は、パフォーマンスで、そしてどんなサッカーをするかでファンを取り戻すこと。精神力があり、前向きな姿勢を持ち、ピッチで闘志に満ち溢れているチームを見たい」とコメント。強く意気込んだものの具体的な順位などは口にしなかった。


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