イタリア複数メディアによると、ミランがローマMFアンドレア・ベルトラッチの獲得を確実にしたようだ。

　以前からベルトラッチに関心を示していたミランは、共同保有権を持つジェノアにも働きかけ、同選手の獲得に動いていた。だが先日、ローマが850万ユーロを支払うことでベルトラッチをジェノアから買い取った。

　それでも、ミランはベルトラッチを諦めなかったようだ。イタリア各メディアによると、2000万ユーロの移籍金を支払うことで、ローマと合意に達したという。ベルトラッチ本人とは年俸150万ユーロの4年契約を結ぶ見込みのようだ。

　ポルトFWジャクソン・マルティネスを逃し、MFジェフリー・コンドグビアの争奪戦でインテルに敗れたことで、この夏のマーケットでの動きをからかわれているアドリアーノ・ガッリアーニCEOだが、今回こそ補強成功となるだろうか。

　ミランのシルビオ・ベルルスコーニ名誉会長は、チームを「イタリア化」すると話しており、イタリア人のベルトラッチ獲得に満足しているかもしれない。

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