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C・ロナウドが2年連続単独来日…10歳のサッカー少年に「夢を持ち続けてほしい」

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 レアル・マドリーに所属するポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが7日、都内で行われた美容機器メーカー「MTG」のイベントに出席した。

 昨年も同社のイベントのために来日したC・ロナウドは、2年連続での単独来日に。「MTG×Cristiano Ronald BODY REVOLUTION PROJECT」の新商品開発の構想段階から関わったC・ロナウドは、冒頭に「日本にいる私のファンに心からお礼を申し上げたいと思います。単独での来日は2度目になりますが、この上ない喜びです」と挨拶すると、製品の魅力をアピール。その後、一般応募から選ばれたファン3人の質問に直接答えた。

 10歳の男の子から「どうやったらドリブルがうまくなりますか?」と聞かれたC・ロナウドは、「僕も小さい頃からサッカーを始めたんだ。ドリブルがうまくなるには、一にも二にも努力すること。あとは絶対にうまくなりたいという野心、そして夢をいつまでもあきらめずに持ち続けることです。頑張って下さい」と笑顔で答えた。憧れの選手からのエールに、男の子は顔を輝かせていた。

 また、休暇中のリラックス方法は「いたってシンプル。朝から軽く汗を流し、お昼を食べたら息子を学校に迎えにいき、息子と遊ぶことです。あとは家族や友人と旅行をすること」と答えると、質問者の女性とハグ。さらに、サッカーをする上で心掛けていることは「パッション。情熱を持ち続けることですね。小さい頃からずっとサッカー選手になりたいと思っていたので、プロサッカー選手としてプレーできていることに充実感を覚えています」と話した。

 昨季は開幕からゴールを量産すると、出場35試合で48得点と驚異的な決定力を示して2年連続リーガ得点王に輝いた。公式戦でのシーズン得点数は自己最多記録となる61得点をマークし、さらに2年連続3度目のFIFAバロンドール(年間最優秀選手賞)を受賞した。しかし、チームは無冠に終わっただけに、新シーズンに賭ける思いは強い。

 新シーズンに向けて「まずはしっかりとプレシーズンをこなし、コンディションを整えながらシーズンに備えたい。目標はいつもと同じですが、レアルでできるだけ多くのタイトルを取る。これに尽きます」と意気込みを示した。

(取材・文 折戸岳彦)

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