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米国のファンに大満足のモウリーニョ「ここでプレミアリーグの試合を」

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 25日に行われたインターナショナルチャンピオンズカップ北米ラウンドの試合で、チェルシーはパリSGに1-1からPK戦で勝利を収めた。ジョゼ・モウリーニョ監督はアメリカのファンのサポートに感謝の言葉を述べ、将来的に同国でプレミアリーグの公式戦を開催することへの意欲も口にしている。

 ツアー初戦ではNYレッドブルズにまさかの敗戦を喫していたチェルシーだが、PSGに対しては90分間をドローで終了。7人目までもつれたPK戦は、最後にGKティボー・クルトワが自ら決めて勝利を飾った。

 6万人以上が集まったノースカロライナのスタジアムの雰囲気に、モウリーニョ監督は大満足だったようだ。将来的に本拠地の拡張工事を行うことになれば、一部の試合をアメリカで開催したいとの考えも述べた。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えている。

「人々は普通ではない雰囲気を提供してくれた。結局のところこれは親善試合であり、結果に執着するような試合ではない。ただトレーニングになることを望んでいる。それでも素晴らしい雰囲気にしてくれたことに感謝したい」

「我々がもし2年ほどスタンフォード・ブリッジを使えなくなるのであれば、ここに来てプレミアリーグの試合を1、2試合してもいいかもしれない。ファンタスティックな応援をしてもらえると分かっているからだ」

 プレミアリーグのタイトルを争う他のチームが積極補強を進める一方で、チェルシーにはここまでさほど大きな動きはない。モウリーニョ監督は資金力に頼らない姿勢を強調している。

「(ロマン・)アブラモビッチ氏がチェルシーに来た当初は、チェルシーがタイトルを買おうとしていた。今は彼ら(ライバルチーム)がみんなタイトルを買おうとしている」

「強くなり、彼らと戦うことができるかどうかは我々次第だ。もちろん、大きな投資を行うことがないとしてももう一度勝つことを目指していく」

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