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FW起用のヤヌザイがバルサ沈めるダメ押し弾「すごくうれしい」

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[7.25 IC杯 バルセロナ1-3マンチェスター・U サンタクララ]

 マンチェスター・ユナイテッド(イングランド)は25日、インターナショナルチャンピオンズ杯の北米ラウンドで昨季の3冠王者バルセロナ(スペイン)を3-1で下し、大会3連勝を飾った。

 1-0の後半19分にスタメン11人全員を交代したユナイテッド。直後にMFジェシー・リンガードの追加点でリードを広げると、後半45分に1点を返されたが、後半アディショナルタイム、MFアドナン・ヤヌザイがダメ押しゴールを決めた。ロングフィードに反応し、PA内でボールをキープ。足を滑らせたDFマルク・バルトラをかわして左足でゴール左隅に流し込んだ。

 13-14シーズンにトップチームデビューを果たし、プレミアリーグで4ゴールを記録したたヤヌザイだが、昨季は18試合に出場して無得点だった。親善試合とはいえ、昨年4月5日のニューカッスル戦以来のゴールとなった。

「久々にゴールを決められて、すごくうれしい。親善試合だけど、優秀なチームであるバルセロナとの試合はいつだってビッグゲームだからね。全員が良いプレーをしたと思うし、勝利にふさわしい内容だった」

 この日、与えられたポジションはセンターフォワードだった。「(FWとしての)役割を楽しめている。新しいポジションだけど、ゴールに近い位置だから好きだよ。これからもチームのためにゴールを取り続けたい」。そう手応えを口にするヤヌザイについて、ルイス・ファン・ハール監督も「ストライカーとして30分出場したアドナン・ヤヌザイは相手にとって脅威だった」と称賛の言葉を送った。

 20歳のベルギー代表MFは新たなポジションで指揮官の信頼をつかみ、新シーズンを充実の1年とすることができるだろうか。プレミアリーグは8月8日に開幕し、ユナイテッドはホームにトッテナムを迎える。

「今日のような勝利はチーム全員の自信になる。もちろん、最重要はトッテナムとのプレミアリーグ開幕戦だよ。だけど、ツアーでも良い結果を残していかないと。今日の結果にはすごく満足している」

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