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ドルトムント、リーグ戦ではビュルキが正GK トゥヘルが明言

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 ドルトムントは15日のブンデスリーガ開幕節で、ボルシアMGをホームに迎える。トーマス・トゥヘル新監督は、ドルトムント指揮官としてのリーグデビューを前にした会見で、当面はGKロマン・ビュルキに正守護神を任せる方針であることを明かした。

 長年レギュラーGKを務めてきたドイツ代表GKロマン・バイデンフェラーが所属するドルトムントは、この夏にフライブルクからスイス代表GKビュルキを獲得している。この夏は、正守護神争いが注目ポイントの1つだった。プレシーズンに続き、ヨーロッパリーグ(EL)予選3回戦の2試合、そして先週のDFBポカール1回戦で、指揮官は2人のGKを1試合ごとに入れ替えていた。

 リーグ開幕までに結論を出すとしていたトゥヘル監督は、ボルシアMG戦を前に、リーグ戦ではビュルキを起用する予定だと話している。

「土曜日の試合でゴールマウスに立つのは、ロマン・ビュルキだ。これはブンデスリーガでのシーズンに向けた決断となる。ロマン・バイデンフェラーとは非常にオープンに、良い形で話すことができた」

「バイデンフェラーは6週間のプレシーズンの間、素晴らしいスポーツマンシップを見せてきた。ずば抜けた姿勢を見せたんだ。あぐらをかくことはなかったし、過去に頼ることもなかった。彼にこのことを伝えるのは辛かったが、今後も彼に公式戦で出番が訪れることを信じているよ」

「2人ともプレーするに値する」と語るトゥヘル監督は、「パフォーマンスを優先した」と、決断を説明した。だが、甲乙つけがたい決定だったようで「ディテールでは、理屈では説明し切れないものだ」「部分的には勘による決断だったかもしれない」と話している。

 またトゥヘル監督は、20日と27日に行われるオッドBK (ノルウェー)とのEL予選プレーオフの2試合では、バイデンフェラーを起用することを明言した。

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