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“クロアチアの至宝”のHSV移籍は叶わず…6割以上の出場条件がネックに

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 バルセロナからクロアチア代表MFアレン・ハリロビッチをレンタルで獲得することが濃厚とみられていたハンブルガーSVだが、急転、移籍が破談になったことを公式ツイッターで明かしている。

 “クロアチアの至宝”と呼ばれるハリロビッチはディナモ・ザグレブユース出身で12年6月にプロ契約を結ぶと、同年9月にプロデビュー。クラブ最年少デビュー記録を16歳102日に更新した。各年代別代表にも名を連ねており、13年5月にA代表に初選出されると、同年6月10日のポルトガル戦でA代表デビューも果たした。その活躍により、昨年3月にバルセロナと5年契約を結び、これまで主にバルセロナBでプレーしていた。

 ただ、バルセロナBが3部に降格したこともあり、今季はよりレベルの高いリーグでのプレーを求めて、武者修行に出ることを希望。HSVへの移籍が濃厚とされてきたが、クラブは6割と言われる出場希望条件を飲むことができなかったとしている。

 しかし今夏の移籍の可能性がなくなったわけではない。報道ではセルタエバートンウエスト・ハムなどが興味を示しており、さらにドルトムントも獲得レースに参戦すると伝えられている。

●2015-16シーズン欧州移籍情報

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