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テリーの途中交代を語るネビル氏 「34歳なのだから…」

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 16日のプレミアリーグ第2節、マンチェスター・シティチェルシー戦では、チェルシーのジョゼ・モウリーニョ監督がDFジョン・テリーを途中交代させて話題を呼んだ。これについて元イングランド代表のガリー・ネビル氏が、自身の経験を踏まえて持論を展開している。

 テリーは0-1とリードされて迎えたハーフタイムに退いたが、指揮官の采配は実らず、0-3で敗れた。チェルシーがエバートンDFジョン・ストーンズの獲得に動いていることもあり、モウリーニョ監督がテリーの衰えを感じ取っているという報道もある。これについてネビル氏は、解説を務めるイングランド『スカイ・スポーツ』の番組内で次のように語った。

「テリーは34歳なのだから、こうしたことも起こるよ。ジェイミー・キャラガーがリバプールで18か月間ベンチに座ったときや、私がマンチェスター・ユナイテッドの最後のシーズンに、3回の交代出場で55分間しかプレーしなかったときと同じように見えたね。スティーブ・ブルースがユナイテッドでキャリアを終えるときや、私が対戦相手として、またイングランド代表でともに戦ったときのトニー・アダムス、あるいはローラン・ブランもそうだった。こういうことは起こるものだ」

 ネビル氏は、チェルシーにおけるテリーの役割が今後変わるかもしれないと考えている。だが、すべてが終わってしまうことはないとも主張した。

「34歳のセンターバックであれば、他の選手が段階的に起用され始める試合がある。彼は大きなショックを受けただろうし、それは一般の人々にとっても同じだ。だが、テリーにとって世界の終わりというわけではない。彼のキャリアが終わった、という意見には同意できないね」


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