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プレミアリーグ他クラブへの移籍は考えないテリー 「いつか終わりは来るが…」

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 チェルシーDFジョン・テリーは、いつかポジションを失うことになれば冷静に受け止め、チェルシーを離れて他の場所でプレーを続けるつもりだと語った。だが、プレミアリーグの他クラブでプレーするつもりはないようだ。

 一旦はキャリアの下り坂に差しかかっているとも見なされていたテリーだが、ジョゼ・モウリーニョ監督のチェルシー復帰後に見事復活。昨シーズンは34歳にしてリーグ戦全試合フル出場を果たし、優勝に大きく貢献した。

 今後のキャリアがそれほど長く残されていないことは確かだとしても、全力を尽くし続けるつもりだとテリーは誓った。イギリス『ガーディアン』が同選手のコメントを伝えている。

「どんなことも確実だとは思っていない。監督は、僕が調子を維持できるならチームの中にいられると言っていた。でも維持できなければ、監督は迷わず僕を外して別の選手を入れるだろう」

「いつかキャリアの終わりが来ることは分かっているから、今後の数年にすべてを尽くしたいと思う。ある時点でチームから外されるときが来るとしても、それは挑戦が不足しているからではないと分かっている」

 昨シーズンは、長年チェルシーのゴールを守ってきたGKペトル・チェフがレギュラーポジションを失い、この夏アーセナルへと移籍した。テリーもチェフと同じ姿勢で監督の決定を受け入れるつもりだが、国内の他クラブへ移籍することは考えていないようだ。

「チームから外されることにも対処できると思う。去年のペトル・チェフは模範的なプロフェッショナルだった。だからこそ、望みどおりの移籍をすることができたんだ。見事な振る舞いをしていたからだ。僕もペトルと同じ道を辿りたいと思う」

「その上で、チェルシーが僕を放出したがっていると感じたり、これ以上何も貢献できないと考えたりするようになっても、もちろんその後もプレーを続けたいと思う。でも、プレミアリーグではないだろうね」


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