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ブンデス史上最速タイの9秒弾、チームのファーストタッチが先制点に

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[8.22 ブンデスリーガ第2節 ホッフェンハイム1-2バイエルン]

 ブンデスリーガは22日、第2節2日目を行い、バイエルンは敵地でホッフェンハイムと対戦し、2-1で逆転勝ちした。この試合でホッフェンハイムFWケビン・フォラントがブンデスリーガ最速タイ記録となる試合開始9秒で先制点を決めている。

 キックオフからバックパスして自陣でボールをつなぐバイエルン。ホッフェンハイムが積極的にプレッシャーをかけていくと、DFダビド・アラバが中央のDFジェローム・ボアテングに出した横パスがズレた。これに素早く詰めたフォラントが左足ダイレクトでシュート。GKマヌエル・ノイアーの股間を抜き、先制点を奪った。

 キックオフからわずか9秒での先制点。昨年8月23日に行われたドルトムント対レバークーゼン戦でレバークーゼンMFカリム・ベララビが試合開始9秒で決めたブンデスリーガ史上最速ゴールに並ぶタイ記録となった。

「プレゼントゴールだったよ。僕は正しい位置にいたからパスミスに反応することができた」。そう先制点の場面を振り返ったフォラント。ブンデスリーガ公式サイトによると、自身の記録に並ばれたベララビは「ケビン(フォラント)は僕の友人だ。彼も9秒で決めたそうだね。そうすると僕たち2人が同じ記録で並んだことになる。僕もうれしい。すぐにでも彼に連絡するよ」と話したという。

 ベララビの最速ゴールはレバークーゼンボールでキックオフしており、自分たちでつないでいった末のゴールだった。しかし、フォラントの場合は相手のキックオフで始まった試合。フォラントのシュートまで、ホッフェンハイムの選手はだれ一人ボールに触れていなかった。ブンデスリーガによると、チームのファーストタッチで先制点が生まれたのはブンデスリーガの歴史で史上初めてだという。

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