ミランのシルヴィオ・ベルルスコーニ名誉会長が14日、クラブやFWマリオ・バロテッリに関して多くを語った。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じている。

　今夏の移籍市場でリバプールからの移籍先を探していたバロテッリ。なかなか所属先が決まらない中、古巣・ミランへの期限付き移籍での復帰が決まった。復帰に際しては様々な“行動規定”を含めた契約条項があるといわれている。

　賛否両論の“問題児”バロテッリの復帰について、ベルルスコーニ氏は「彼(バロテッリ)は我々を強くしてくれる選手だ。我々にはシニシャ・ミハイロビッチ監督がいる。彼がマリオの手綱を締めているんだ。我々はマリオが本来の姿へ戻れるように可能性を与えたんだ。勝者になるためのラストチャンスになるだろう」と語った。

　また名誉会長はインテルとのダービーマッチを振り返った。今月13日に行われた一戦でミランはインテルに0-1で敗れている。しかし、同氏は「ダービーは素晴らしい試合だった。ミランは悪くなかった。引き分けが妥当だったかもしれない。実際に私はシニシャに連絡をして、労ったんだ」と話している。

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