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新星マルシャルを称賛するファン・ハール監督「才能に非常に満足している」

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[9.20 プレミアリーグ第6節 サウサンプトン2-3マンチェスター・U]

 マンチェスター・ユナイテッドルイス・ファン・ハール監督が、19歳FWアントニー・マルシャルの「才能に非常に満足している」と語った。クラブ公式サイトが伝えている。

 フランス代表の新星は、20日に行われた第6節サウサンプトン戦に先発出場すると、1点ビハインドで迎えた前半34分、PA内で相手DFをかわして同点ゴールを決める。さらに後半5分にはDF吉田麻也のバックパスを奪って逆転ゴールを挙げ、3-2の勝利に大きく貢献した。試合後にはクラブ公式ツイッターで実施したファン投票でこの試合のマン・オブ・ザ・マッチにも選出された。

 ファン・ハール監督は、「マルシャルは良くやっている。3試合続けて出場して3ゴールを記録している。1試合に平均1点だ。悪くない。高いレベルで見せた才能には非常に満足している」とマルシャルを称賛。「以前も言ったが、彼には期待に応えられるだけの才能がある。しかし、19歳の選手に安定感は期待できない。たいていは、調子が落ちることが多くなる。そういうことも想定している」と、期待しつつも辛抱強く見守る姿勢であることを明かした。

「チームがやろうとしているシステムにも対応している。それが重要なことだ。全選手がシステムに対応できるわけではない中で、彼は対応しようとしている。それは簡単なことではないんだ」。名将ファン・ハール監督も認める才能を持つマルシャル。大きな期待と重圧の中でも大物の片鱗をうかがわせている。

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