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指揮官交代で出場時間が調整されるクロース

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 今季からラファエル・ベニテス監督に指揮を託しているレアル・マドリーだが、カルロ・アンチェロッティ前監督との大きな違いはMFトニ・クロースの起用法かもしれない。スペイン『マルカ』が伝えている。

 昨年夏にバイエルンからマドリーに加入したクロース。昨季アンチェロッティ前監督の下では10月1日まで先発フル出場を続け、必要不可欠な選手として中盤の底に君臨した。

 しかしながら、ベニテス監督の考えはイタリア人指揮官のものとは異なるようだ。クロースが今季これまでの公式戦でフル出場したのはスポルティング・ヒホン戦とシャフタール・ドネツク戦の2試合のみ。エスパニョール戦では出番がなく、ベティス戦(65分出場)やグラナダ戦(61分出場)でも先発しながら途中交代させられている。

 出場可能な450分のうち306分出場にとどまっているクロースだが、ベニテス監督は先日の公式会見で自身の意思を明確にしている。ドイツ代表MFについて次のように話した。

「クロースが昨年チームでどれほど重要な選手だったかは知っている。シーズンを通じて体をもたせるのは彼にとって厳しいことだっただろう。私は彼の出場時間調整が鍵になると理解している」

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