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ガブリエウの出場停止取り消しも…ベンゲル「ダメージが5%修復されただけ」

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 アーセナルアーセン・ベンゲル監督は、DFガブリエウ・パウリスタの出場停止が取り消されても、まだ判定への怒りを消化できていないようだ。

 19日のチェルシー戦で、DFローラン・コシールニーの顔に手をかけるなどしたFWジエゴ・コスタに怒りを表し、口論したガブリエウは、イエローカードをもらった後にD・コスタを蹴ったとして退場を命じられた。

 だが、イングランドサッカー協会(FA)はアーセナルの異議を認め、ガブリエウに対する3試合の出場停止処分を取り消すことを決定している。一方で、D・コスタには「暴力的行為」で3試合の出場停止を科した。

 それでも、ベンゲル監督は試合中に「正しい」判定が下されるべきだったと主張している。23日に行われたキャピタル・ワン・カップ3回戦でトッテナムを2-1と下した試合後、ベンゲル監督は次のように語った。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えている。

「試合中に下されるべきだった決定が試合後に下されたということだ。我々のダメージの5%しか修復されない」

「私は試合を見直した。あまりこの件について話さない方が良いだろう。軽く扱われた、かなり驚くようなことがいくつかあるんだ」

 ベンゲル監督は、時に受け入れなければいけない状況があることは分かっているとしつつ、公正な判定が下されることを望むと続けている。

「試合において、理解するのが難しい状況もある。だが、FAに指を向けることはしない。私は、時に正しくないことでも受け入れなければいけないような仕事をしているんだ」

「(ガブリエウは)反応すべきではなかった。その意見に変わりはない。だが、フェアな判定をしてほしいんだ」


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