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新潟Sが後半2ゴールでリーグ戦6戦ぶりの白星

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[10.26 Sリーグ第24節 新潟S 2-0 ゲイラン・インターナショナル]

 シンガポールリーグは26日、各地で第24節を行った。アルビレックス新潟シンガポールはホームでゲイラン・インターナショナルと対戦し、2-0で勝利。8月以来、2か月ぶりの本拠地ジュロンイーストスタジアムでのホームゲームでリーグ戦6試合ぶりの白星を飾った。

 新潟Sの対戦相手は、DF市川祐樹、DF福田健人、MF乾達朗、FWブルーノ・カスタニェイラと日本人選手4名を擁するゲイラン・インターナショナル。ここまでリーグ戦では最下位と苦しんでおり、難しい一戦となることが予想された。新潟Sは前半7分、左サイドからFW多木理音が低いクロスを送ると、走りこんだMF木暮郁哉が反転から左足を振り抜いたが、惜しくもクロスバー直撃。それでも立ち上がりから積極的な姿勢を見せた。

 しかし、新潟Sにアクシデント発生。前半19分、相手選手と接触したFW井畑翔太郎が負傷し、MF向井勇祐との交代を余儀なくされた。同35分にはゲイランのカウンターを受けてしまい、決定的なシュートを打たれたが、GK野澤洋輔が右手一本で弾き出し、前半をスコアレスで前半を折り返した。

 後半開始早々に新潟Sに決定機。2分、左サイドから多木が上げたクロスのこぼれ球をフリーの向井がシュート。決まったかに思われたが、わずかに枠を外れる。さらに同13分、木暮のクロスに走り込んだ多木がヘディングシュート。これがゴール右隅に飛ぶも相手GKの横っ飛びセーブに防がれ、先制のチャンスを逃した。

 それでも試合を動かしたのは新潟Sだった。後半30分、木暮のスルーパスを受けたDF山田樹が飛び出してきた相手GKの頭上を抜くループシュートを放つ。これが相手DFに当たってそのままゴールにおさまり、オウンゴールで先制点を挙げる。さらに同35分、木暮のCKからニアに飛び込んだ向井が合わせて追加点。向井の嬉しい今季初ゴールで2-0の完封勝利をおさめた。

 6試合ぶりの白星を飾った新潟Sは次節、30日にヘイズ(煙害)のため延期となっていた第21節ウォーリアーズ戦を敵地で戦う。

(提供 アルビレックス新潟シンガポール)

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