元ブラジル代表FWロナウジーニョは、2か月前に退団したばかりの古巣に2試合だけの「復帰」を果たすことになりそうだ。

　メキシコのケレタロでのプレーを終えた後、今年7月に母国ブラジルのフルミネンセに加入したロナウジーニョだが、9月末には早くも退団。現役続行を宣言したが、そのまま新たな所属クラブは決まっていない。

　わずか2か月間の在籍となったが、フルミネンセとは良い関係にあるようだ。同クラブのピーター・シームセン会長は、1月にアメリカで行われる親善試合のフロリダカップに、ロナウジーニョがフルミネンセの一員として参加することを明らかにした。ブラジル『フォーリャ』が伝えている。

「2試合のための合意だ。彼はその2試合のために報酬を受け取ることになる。金額を明かすつもりはないがね」

　ロナウジーニョ復帰はあくまで期間限定のもので、2016年のシーズンに向けて正式に復帰する可能性については否定されている。

「我々はアメリカ市場での彼の重要性を理解しており、そのために合意を交わした。フルミネンセと選手が関係を良い形で終えるための方法でもある」