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オリジがAT同点弾! リバプールが土壇場で追いつき連敗免れる

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[12.13 プレミアリーグ第16節 リバプール 2-2 WBA]

 プレミアリーグは13日、第16節を行い、リバプールはホームでWBAと対戦した。2-1でWBAが勝利かと思われた後半アディショナルタイムにリバプールのFWが土壇場で同点ゴールを決め、2-2で引き分けに終わった。

 試合は前半21分に動いた。リバプールはMFコウチーニョが敵陣中央やや左からPA右へふわっとしたボールを入れる。これをMFアダム・ララーナがヘッドで中央へ落とし、MFジョーダン・ヘンダーソンが右足で合わせて、先制のゴールネットを揺らした。

 押し込まれる時間が続いたWBAはセットプレーから同点に追いつく。右CKがファーサイドまで流れ、GKシモン・ミニョレが飛び出すも弾き出せず、FWサロモン・ロンドンがつないでDFクレイグ・ドーソンが左足で押し込み、1-1。同アディショナルタイム1分にもFKからDFヨナス・オルソンが鮮やかにゴールネットを揺らしたが、オフサイドがあったとしてゴールは認められなかった。

 同点を許したリバプールは後半も主導権を握る。後半7分、DFアルベルト・モレノの左クロスをFWクリスティアン・ベンテケがヘッドで合わせるもゴール上。同27分には故障明けのコウチーニョを下げて、MFジョードン・アイブを投入し、勝ち越しゴールを狙いに行った。

 しかし、次にゴールネットを揺らしたのはWBAだった。後半28分、キッカーのMFクリス・ブラントが左CKから入れたボールを中央からニアへ走りこんだDFヨナス・オルソンがヘッドでコースを変えて、ゴール。今度は得点が認められ、WBAが逆転に成功した。

 1点ビハインドのリバプールは直後の後半29分にMFクレイグ・ガードナーと接触したDFデヤン・ロブレンが負傷し、担架で運び出される。ユルゲン・クロップ監督はロブレンに代わって、FWディボック・オリジと投入する。同35分にベンテケのスルーパスでPA左を抜け出したララナに決定機も、GKボーズ・マイヒルの股下を狙ったシュートを止められてしまい、同点とはならなかった。

 このまま試合は終わるかと思われたが、告げられたアディショナルタイムは8分。リバプールが最後に猛攻を仕掛けると、迎えたアディショナルタイム6分、敵陣中央左でボールを受けたオリジが相手に倒されながらも中央へカットインし、思い切りよく右足を振り抜く。遠い位置からのシュートでGKにもコースが読まれていたが、PA内の相手DFに当たってコースが変わり、ゴール右へ吸い込まれた。リバプールが土壇場で同点に追いつき、2-2で試合を終えた。

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