beacon

若い頃から監督を夢見ていたクロップ「選手としての自分は嫌いだったが…」

このエントリーをはてなブックマークに追加

 リバプールユルゲン・クロップ監督は、現役時代の早い段階から監督になることを夢見ていたという。クラブ公式テレビによるドキュメンタリーで、現在に至るまでのキャリアを振り返った。

 ドイツ下部リーグでキャリアをスタートさせた現役時代のクロップ監督は、1990年に加入したマインツで選手としての時間の大半を過ごすことになった。11年間で300試合以上に出場し、2001年に現役を退くと、すぐに監督としてマインツで指揮を執り始めた。

 チームをブンデスリーガ1部に初昇格させ、UEFAカップ出場権も獲得するなどの結果を残した後、2008年にドルトムントへ。ここでさらなる飛躍を遂げ、欧州屈指の名将としての評価を確立させたことは記憶に新しい。

 指導者としてより大きな成功を収めることになったクロップ監督は、選手としての自分が好きではなかったようだ。リバプール公式サイトが指揮官の言葉を伝えた。

「私にはスピードがあったし、ヘディングもすごく得意だった。強いハートを持っていて情熱的な選手だった。だが技術的な部分ではあまり優れておらず、だから自分のことが嫌いだったよ!」

「サッカーが大好きで、いつもチームのほかの選手たちよりももう少しサッカーをよく理解しようと努めていた。それだけがプレーを続ける唯一の道だったからね」

 現役時代から熱心にサッカーを研究し、監督になりたいという夢を抱き続けていたとクロップ監督は話している。

「サッカーの監督になりたいという夢はずっと持ち続けていた。もし25歳のときに、プレーをやめて監督になれと誰かに言われたとしても、私にとって何も問題はなかったよ。実際にはそうならず、33歳まで待たねばならなかったがね」

●プレミアリーグ2015-16特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP