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スターリッジ復帰に慎重なクロップ「今こそ我慢強くならなければ」

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 リバプールユルゲン・クロップ監督は、FWダニエル・スターリッジの実戦復帰に関して慎重な姿勢を強調し、トレーニングを積んで万全の状態を取り戻すまで我慢強く待つ必要があると語った。

 11月末に一旦負傷からの復帰を果たしたスターリッジだが、今月6日のニューカッスル戦で再び負傷して離脱を強いられることになった。だが、チームがプレミアリーグ首位レスターに勝利を収めた26日には、「練習に戻っている。良い感じだよ!」とツイートを発している。

 だがクロップ監督は、スターリッジのこの言葉がそのまま復帰準備の完了を意味するわけではないと釘を差した。イギリスメディアが同監督のコメントを伝えている。

「ダニエルが4週間前に言ったのとまったく同じことだ。我々は彼をプレーさせ、彼はまた負傷してしまった」

「彼に質問をしてみれば、良い状態だと言うだろう。良い状態なのは分かっているが、彼にはトレーニングが必要なんだ。状況を変えることはできない。彼は今トレーニングしなければならない」

 復帰を急いで再び状態が悪化することの繰り返しを避けるため、忍耐が必要だとクロップ監督は強調している。

「今こそ本当に、本当に我慢強くならなければいけない。待たなければならないんだ。トレーニングしなければならないし、体に適切な情報を与えなければならない。彼がそれをやれれば、我々は何かを変えられるかもしれない」

「そうでなければ、今後の10年もずっとこの同じ状況にとどまって、『ダニエル・スターリッジはどこだ、出場できるのか?』と言い続けなければならないだろう。何かを変えられるようトライしなければならないんだ」

 レスター戦でFWディボク・オリジもハムストリングを痛めてしまったリバプールは、30日に行われる次節の試合でサンダーランドのホームに乗り込む。


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