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ドログバ、謹慎処分オリエの扱いに怒り 「過ちから学ぶ支えと助言をすべき」

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 コートジボワール代表の後輩の苦境に心を痛めていたようだ。モントリオール・インパクトFWディディエ・ドログバが、パリSGDFセルジュ・オリエに対する扱いに怒りを見せた。

 オリエは先日、ソーシャルネットワーク(SNS)でファンからの質問に応じた際、ローラン・ブラン監督やFWズラタン・イブラヒモビッチ、MFアンヘル・ディ・マリアらに対して侮辱的な発言をし、クラブから無期限の謹慎処分を科された。

 オリエは謝罪したが、ブラン監督は16日の会見でも選手への怒りを隠さず。オリエをはじめとする若い世代に、SNSの使い方について苦言を呈している。

 だが、オリエが周囲からバッシングを浴び続ける状況に、元コートジボワール代表のドログバは納得できないようだ。『ツイッター』で、オリエが過ちを犯したことは事実としながら、選手がその過ちから学ぶ手助けを周囲がしなければいけないと訴えた。

「普段はこういうことにコメントしないが、僕の小さな弟であるオリエに対するこの数日の扱いには本当に怒っている。だから何か言うべきだと感じた。確かに彼は過ちを犯した。言うべきでないことを言った。でも、僕らはみんな過ちを犯す。(僕も含め)選手も、監督も、マネジャーも、審判も、クラブの会長も、ファンだってそうだ! 彼を『牢屋に入れろ』と言う人たちもね…」

「適切な支えと助言がなければ、どうやって若い選手たちは自分の過ちから学ぶことができる? 僕らが若手に振る舞い方を教育し、SNSがキャリアをつくることも終わらせることもある世界に向けて彼らを準備させるべきじゃないのか? それとも僕らは指さすだけで、一部の選手を罰し、ほかの選手たちは罰しないのか?」
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