マンチェスター・ユナイテッドは、すでにジョゼ・モウリーニョ氏を「確保」しているそうだ。だが、クラブ内でもまだ意見がまとまっておらず、違約金を準備して“スペシャル・ワン”を待たせているという。スペイン『パイース』が報じた。

　12月にチェルシーを去ったモウリーニョ氏は、先日も夏から現場に戻る意向を明かしている。新天地候補は、ルイス・ファン・ハール監督と2017年までの契約を残しているユナイテッドだ。古巣インテルの幹部は、モウリーニョ氏とのランチ後、「彼はマンチェスターに向かっている」

『パイース』は、モウリーニョ氏の代理人であるジョルジュ・メンデス氏の会社からの情報として、同氏がすでにユナイテッドと事前契約を結んだと報じた。これによると、5月1日までに正式契約に至らなければ500万ポンド(約8億円)を、6月1日までに正式契約に至らなければさらに1000万ポンド(約16億円)を、ユナイテッドが支払わなければいけないという。

　条件つきなのは、ユナイテッド内部の問題だそうだ。エド・ウッドワード副会長はモウリーニョ氏の招へいを望んでいるが、レジェンドであるボビー・チャールトン氏やアレックス・ファーガソン氏がまだ納得していないとのこと。そのため、ユナイテッドが保険をかけたというのだ。

　ユナイテッドは最終的にモウリーニョ氏を招へいするのか。報道どおりなら、まずは5月1日までに正式発表があるかどうかが注目されるが…

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