ミランのクリスティアン・ブロッキ監督がMF本田圭佑への信頼を語った。

　ミランは4月12日にシニシャ・ミハイロビッチ前監督を解任。ブロッキ新監督が就任すると、ミハイロビッチ政権下では不動のレギュラーだった本田のポジションは失われた。

　2試合でベンチを温めたのち、ようやく25日のベローナ戦で3試合ぶりの先発出場。強烈ミドルで先制点を演出していたが、終了間際のハンドで逆転負けの引き金となっていた。

　ミランは1日にホームでフロジノーネと対戦するが、本田は2試合連続の先発出場が予想されている。公式サイトによると、ブロッキ監督は前日会見で本田について言及。「模範的なプレーヤー」「これからもチャンスがある」と期待を寄せた。

「本田がいいプレーをしていたことに驚きはない。彼は知性を持つ模範的なプレーヤーであることは分かっている。他の選手と同じようにこれからもチャンスがあるし、同じ将来を築いていってくれることを願っている」

「チームは面白い、質の高いサッカーを取り戻すことができるだろう。ミランの選手ならできる。固定のポジションに置かなければいけない選手もいない。本田にしてもストライカーの後ろのライン上、両サイドでプレーすることが可能なんだから」

　前節は最下位相手に敗戦を喫したミランだが、今節も19位と下位が相手。本田が早くも手腕に対する批判が出ている指揮官を救うことが出来るか。キックオフは日本時間1日22時。

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