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スコールズ氏、またも古巣ユナイテッドに苦言「エンターテイメント性が足りない」

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 元マンチェスター・ユナイテッドポール・スコールズ氏は、またしても古巣の戦いぶりを厳しい言葉で評している。ルイス・ファン・ハール監督のチームのプレースタイルにはエンターテイメント性が欠けていると主張した。

 今季もプレミアリーグ優勝争いに加わることができなかったユナイテッドは、2試合を残して5位に甘んじている。4位マンチェスター・シティを上回り、来季チャンピオンズリーグ出場権を獲得するとともに、決勝へ進んでいるFA杯のタイトルを獲得することが最後の目標だ。

 どのような結果に終わるとしても、ファン・ハール監督の戦いぶりは積極性に欠けるとしてたびたび批判の的となってきた。スコールズ氏はイギリス『スカイ・スポーツ』に次のように語っている。

「チーム内にはタレントが揃っていると思う。おそらく、エンターテイメント性が不足しているのは単純にチームがプレーしてきたやり方に理由があるんだろう」

「ほかのクラブでは違うやり方でプレーして、楽しませることができていたような選手たちもいる。タレントは十分だよ。メンフィス(・デパイ)や(モルガン・)シュネデランのようにこのチームで1年間やってきた選手たちもいるから、来年は良くなることを期待したいね」

 来シーズンに向けては、3つのポジションに補強を加えた上で、スタイルを変えなければならないとスコールズ氏は述べた。

「大手術が必要というわけではないと思う。必要なのはストライカー1人とセンターバック1人、あとはおそらく、少し創造性を持った中盤の選手だ。そういう選手を見つけて、サッカーのスタイルも変えられれば、ユナイテッドのファンはハッピーになれると思う」

「今シーズンだって、あと少しエンターテイメント性さえあれば彼らは満足できたはずだと思う。もちろん4位ではなく優勝を争いたいだろうけど、それが今我々のいる場所だ。4位でのCL出場を目指し、FA杯優勝のチャンスを残している。来年はまた違ってほしいけどね」

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