beacon

バイエルン移籍前にタイトルを! ドルト主将フンメルス「優勝してファンと勝利を祝いたい」

このエントリーをはてなブックマークに追加

 ドルトムントの主将がついに決断した。10日、ドイツ代表DFマッツ・フンメルス(27)がバイエルンに移籍すると両クラブが発表した。期間は2021年6月30日までの5年契約となっている。

 バイエルン下部組織出身のフンメルスは2006年12月にプロ契約を締結した。しかし、08年1月にドルトムントにレンタル移籍。当時19歳だったが、すぐにレギュラーに定着し、ブンデスリーガ13試合に出場した。その後、09年2月に完全移籍を果たすと、翌10-11シーズンと11-12シーズンのリーグ連覇に大きく貢献。昨季からはキャプテンも務めていた。

 ドルトムント公式サイトによると、フンメルスは「ドルトムントでの成功に満ちた8年半のことを考えると、この決断は簡単ではなかった」と明かし、「ドルトムントの一員であることを常に誇りに思っていたし、今でもそう思っている。長く素敵な時間を過ごしたチームメイトやファン、スタッフ全員に感謝したい」と語った。

 今季公式戦2試合を残しているドルトムントは、14日にブンデス第34節でケルン、21日にDFBポカール(ドイツ)決勝でバイエルンと対戦する。移籍先のクラブとの対戦となるがフンメルスは、「夏にホームタウンに戻る前に大きな目標がある。(11-12シーズン以来の)DFBポカールの優勝カップをドルトムントに持ち帰りたい。ファンとともに勝利を祝うため、仲間たちと全力を尽くしたい」とドルトムントでの最後のタイトル獲得を誓った。

●ブンデスリーガ2015-16特集

TOP