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[EURO]母国開幕星に仏監督安堵「努力が報われた」 一方のルーマニアは…

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[6.10 EURO A組第1節 フランス2-1ルーマニア サンドニ]

 フランス代表は10日、EURO2016の開幕戦でルーマニア代表と対戦し、2-1で勝利した。1-1で迎えた後半44分にMFディミトリ・パイェが劇的勝ち越し弾を突き刺した。パイェは同12分のFWオリビエ・ジルの先制点もアシストする大活躍だった。

 母国開催のEUROで初戦白星発進を決めたディディエ・デシャン監督も安堵の表情を浮かべている。『uefa.com』によると、「勝って良かった。我々は少し精彩を欠いた感もあったが、最終的には努力が報われた。開幕戦は独特の雰囲気があり、簡単な試合にはならないものだ」と胸をなでおろした。

 そしてパイェについては「違いを生み出してくれた」と絶賛。「彼はアタッカーだが、チームメートのサポートをいとわない選手だ。ゴール上隅にシュートを決めることができれば、サッカーは本当に楽になる。ゴールは多くの問題を解決してくれるからね」と更なる活躍を期待した。

 一方の敗れたルーマニアのアンゲル・ヨルダネスク監督は「チャンスを決めていれば、試合はまったく違ったものになっていた」と幾度もあった好機を逃したことを悔やむ。そして「我々のドレッシングルームに行けば、選手たちがどれほど落胆しているのかがわかるはずだ。ここからコンディションと士気を上げていくのは大変かもしれない」と声を落とした。


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