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レアル、ポグバ獲得を断念?ユーロで期待された活躍を披露できず...

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 レアル・マドリーは、ユベントスに所属するフランス代表MFポール・ポグバ獲得を断念する方向に向かっているのかもしれない。スペイン『マルカ』が報じている。

 以前からポグバに興味を抱いていたレアル。しかしEURO2016でのポグバのパフォーマンスは、ジネディーヌ・ジダン監督や首脳陣を納得させるものではなかったようだ。

 ポグバは現在、アメリカのロサンゼルスで休暇を過ごしている。休暇中もミーノ・ライオラ代理人と密に連絡を取っているとされるポグバは、7月中に自身の去就が明確になることを希望しているとみられる。

 レアルが獲得を断念しようとしている背景には、ポグバをめぐる複数クラブの思惑がある。ユーベは同選手を残留させるため、年俸の見直しを含めた新契約の提示を検討。ジョゼ・モウリーニョ新監督を迎えたマンチェスター・ユナイテッドもフランス代表MF確保に躍起になっている。

 熱を帯びるポグバの獲得競争は、移籍金のつり上げにつながった。その額は1億2000万ユーロ(約140億4000万円)にまで上ったとされる。レアルはEUROで活躍できなかった選手に対し、同額を支払うのは「高過ぎる」と判断している。

 またジダン監督は、昨季チャンピオンズリーグを制したチームのメンバーをそれほど変える必要はないと考えている。現時点で移籍の可能性があるのはMFイスコ、MFハメス・ロドリゲスだが、指揮官は2選手をプレシーズンに帯同させて意欲や振る舞いをチェックする意向だ。

 団結を重視するジダン監督のビジョンを尊重するレアルは、ポグバの獲得レースから撤退するつもりのようだ。しかしながら、夏は長い。今後、何かが起こる可能性を否定することはできないが...

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