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憶測呼ぶマタの“途中出場途中交代”、モウリーニョ「最も背が低い選手を…」

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[8.7 FAコミュニティーシールド レスター・シティ1-2マンチェスター・U]

 2016-17シーズンのプレミアリーグ開幕を告げるFAコミュニティーシールドが7日、ウェンブリー・スタジアムで開催された。FA杯王者のマンチェスター・ユナイテッドは15-16シーズンのプレミア王者レスター・シティに2-1で勝利。2013年以来、3年ぶり21回目のコミュニティーシールド制覇を果たした。

 勝利したユナイテッドだったが、一つの交代が波紋を呼んでいる。1-1の後半18分に投入されたMFフアン・マタだったが、チームが勝ち越したあとの後半アディショナルタイムにMFヘンリク・ムヒタリアンと交代した。途中出場での途中交代となった采配に、マタは不満を示したとも報じられた。

 試合後『ESPN』によると、ジョゼ・モウリーニョ監督は「彼のプレーはとてもよかった。あの時、私が求めていたプレーを完璧にこなしてくれた」とマタを賞賛。

 交代した理由については「私たちは1点差で勝っていた。その後、交代のカードがひとつ残っていた。誰かを入れ替えなければならないとしたら、最も背が低い選手にするべきだと判断した。ロングボールやスローイン対策のためだ」と説明したという。

 指揮官の明確な考えがあっての交代策だったが、以前からマタとモウリーニョ監督の“確執”が報じられてきただけに、今回の采配も憶測を呼んでいる。英『メトロ』などは、今回の途中出場途中交代によりマタのエバートン移籍が加速するとも報じている。


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