beacon

レアル、複数の若手選手をレンタルで放出へ…エーデゴーアがリバプールかブンデス、ジダン長男はミドルスブラか

このエントリーをはてなブックマークに追加

 レアル・マドリーは、トップチームで居場所のない複数の若手選手をレンタル移籍によって放出するようだ。スペイン『マルカ』が報じている。

 18歳未満の外国人選手登録に関する規定に違反したとして、FIFAから今後2回の移籍市場で補強を禁止される見込みのレアル。処分は13日に発表される見通しだが、同クラブはその前に若手選手のレンタル移籍を実現する考えとみられる。処分適用後に放出した場合、2018年の1月まで復帰させることが不可能となるためである。

 レアルが放出候補としているのは、ジネディーヌ・ジダン監督の長男MFエンツォ・ジダンや、MFマルティン・ウーデゴーア、MFマルコス・ジョレンテ、FWマリアーノといった昨季までカスティージャ(レアルBチーム、リーガ・エスパニョーラ2部B所属)に所属していた選手たちだ。

 ノルウェーの神童と称されるエーデゴーアは現在、リバプールとブンデスリーガの3クラブからオファーを受けているとされる。当初、エーデゴーア本人はドイツ行きに前向きと報じられていたが、現在は若手の指導に定評があるユルゲン・クロップ監督率いるリバプールにも魅力を感じているという。

 またエンツォ・ジダンにはプレミアリーグの複数のクラブが興味を示しているようだが、選手本人は元レアル助監督のアイトール・カランカ監督が指揮するミドルスブラ移籍を真剣に考慮している模様。マリアーノについては、ラス・パルマスレガネスオサスナなどリーガ1部のクラブに移籍する可能性が高いようだ。

 一方マルコス・ジョレンテは、現時点ではレアルを離れることを希望しておらず、昨季のMFカゼミーロのようにトップチームで状況を逆転させ、出場機会を勝ち取る意欲を示しているという。だがレアルには移籍を勧められており、今後数日中に最終的な決断を下さなければならないようだ。

●リーガ・エスパニョーラ2016-17特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP