監督の母国への武者修行へ

　レアル・マドリーMFマルティン・ウーデゴーアは、レンヌへの移籍決定に近づいているようだ。レンヌのクリスティアン・グルキュフ監督も新戦力への期待を口にしている。

　Bチームにあたるレアル・マドリー・カスティージャで主にプレーしてきたエーデゴーアは、さらなる成長のため今季は他クラブへレンタルに出される見通しとなっている。ブンデスリーガやリバプールなどからの関心も取りざたされたが、ジネディーヌ・ジダン監督の意向もあり、監督の母国であるフランスのクラブへのレンタルが濃厚となってきた。

　17歳のエーデゴーアは、買い取りオプションなしのレンタルでレンヌへ行くことになりそうだ。グルキュフ監督の言葉からは、すでにクラブ間の交渉がほぼまとまっている様子が感じられる。同監督はフランス『レキップ』に次のように語った。

「彼の経歴を考えれば、技術面ですぐに好影響をもたらしてくれるだろう。状況により、本来であれば我々には獲得不可能な高いレベルの選手を迎えることが可能となっている」

「三者の利害が一致する必要がある。レアルは選手が成長することを望んでおり、選手はどこか別の場所へ行くことになってしまうのを望んでいない。我々にとってはつかむべきチャンスだ」

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