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クロップ、バロテッリ代理人ライオラ氏の“口撃”に笑いながら「興味なし」

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「見下げ果てた馬鹿野郎」発言にも「彼の自由」

 リバプールを率いるユルゲン・クロップ監督は、名物代理人からの批判を気にしていないようだ。会見でミーノ・ライオラ氏の発言について聞かれたドイツ人指揮官は、「興味ない」と切り捨てた。

 ライオラ氏のクライアントであるFWマリオ・バロテッリは昨シーズン、リバプールからミランへレンタル移籍していたが、今夏に復帰。クロップ監督の構想から外れていたため、移籍を余儀なくされていた。新天地はなかなか決まらなかったが、最終的にニースへ加入している。

 リバプールのバロテッリへの扱いにライオラ代理人は先日、イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』で怒りをあらわにしていた。「マリオは模範的な振る舞いを見せていたし、一人で練習に励んでも不満を言わなかった。『クロップが選択を間違えた』というのは遠回しな表現だろう。奴は見下げ果てた馬鹿野郎だ」と“口撃”を仕掛けていたところだ。

 8日の会見ではもちろんクロップ監督のリアクションが注目されていた。記者に「あのコメントには腹を立てたか」と聞かれると、「全く」と返答。笑顔を曇らせることなく、次のように続けている。

「彼のことは知っている。それだけだよ(笑)。ビジネスの話には興味がないんだ。それにこの世界には発言する自由がある。彼が何を話そうと問題はない」

 反論することはなく、余裕の様子で受け流すクロップ監督。この対応にライオラ代理人が返せる言葉はあるのだろうか。

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