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マテウスを思わせる“リベロ長谷部”、地元紙がまたも高評価「これが彼のゲーム」

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リベロとしてプレーしたMF長谷部誠

 フランクフルトは5日に行われたブンデスリーガ第10節でケルンをホームに迎え、好調同士の対決を1-0で制した。リベロとしてフル出場したMF長谷部誠は公式戦4試合連続無失点に貢献。ドイツメディアが高く評価している。

 ニコ・コバチ監督はこの一戦でも3バックを採用し、その中央に長谷部を配置。73回とチームで最も多くボールに触り、50本と最多となるパス本数を記録した同選手について「晩年はリベロでプレーしたローター・マテウスを思い出させられる」とドイツ代表歴代最多出場試合数(150キャップ)を誇るマテウス氏を引き合いに出していた。

 指揮官から厚い信頼を寄せられている様子の長谷部だが、メディアもそのプレーを高く評価。採点を行わず学校のクラスに例えて選手たちを評価する地元紙『フランクフルター・ルンドシャウ』はケルン戦の長谷部をここ数試合と同様“良くできました”のカテゴリーに含めて「守備でポジションフリーの役として安定したプレーを披露。この位置から試合をコントロールし、仕切ることが彼のゲーム」と称賛している。

 またドイツ誌『キッカー』は長谷部のパフォーマンスを「2.5」とした。同誌でマン・オブ・ザ・マッチに選ばれたDFティモシー・チャンドラー(「2」)に次ぎ、マスカレルと並んで2位タイという格好だ。(※ドイツメディアの採点は1が最高、6が最低)

 一方、前節ボルシアMG戦では長谷部をベストイレブンにも選出したドイツ紙『ビルト』だが、今回はチームのほとんどと同じ「3」と及第点をつけた。MFオスカー・マスカレルに対する「2」に次ぐ2位タイの評価となっている。

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