[12.18 リーガ・エスパニョーラ第16節 バルセロナ4-1エスパニョール]

　リーガ・エスパニョーラ第16節3日目が18日に行われ、バルセロナがエスパニョールをホームに迎え、4-1の快勝を収めて2連勝を飾った。

　前半7分にバルセロナが電光石火のカウンターからゴールを脅かす。MFアンドレス・イニエスタの縦パスを受けたFWルイス・スアレスが、寄せてくる相手選手をかわして左サイドに展開。左サイドを駆け上がったFWネイマールのグラウンダーのクロスを、ファーサイドに走り込んだFWリオネル・メッシが右足で合わせたがボールはわずかに枠を外れた。

　しかし前半18分、DFハビエル・マスチェラーノが相手パスをカットしてイニエスタにつなげると、イニエスタのロングパスからL・スアレスが抜け出す。DFディエゴ・レジェスに体を寄せられながらも、右足で落ち着いてネットを揺らしてバルセロナが先制に成功した。

　1-0とバルセロナがリードしたまま迎えた後半5分、ネイマールの縦パスを受けたメッシがスルーパスを送ると、PA内に進入したスアレスが決定機を迎えるも、距離を詰めたGKディエゴ・ロペスに阻まれてしまう。ゴールを守ったD・ロペスだったが、このプレーで右ヒザを痛めてしまい、GKロベルト・ヒメネスとの交代を余儀なくされた。

　すると、バルセロナの背番号10が立て続けに切れ味鋭いドリブルからゴールを演出する。後半22分、イニエスタが相手数人に囲まれながらもメッシにつなぐと、メッシが狭いエリアで細かいタッチを駆使して4人を抜き去って左足シュート。ヒメネスが弾いたボールに反応したL・スアレスがきっちり蹴り込み、リードを2点差に広げた。さらに直後の同24分にはドリブル突破を仕掛けたメッシが一気にスピードアップして再び相手4人を置き去りにすると、こぼれたボールをDFジョルディ・アルバが流し込んで3点目が生まれた。

　後半34分にDFダビド・ロペスに決められてエスパニョールに1点を返されたバルセロナだが、同45分にL・スアレスとのパス交換からPA内に進入したメッシがダイレクトで合わせてネットを揺らし、4-1の快勝を収めた。

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