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FIFA式典不参加のバルサ、主将イニエスタがレアルの選手に謝罪の電話

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 9日にスイスのチューリッヒで行われたFIFA主催の式典への不参加を決めたバルセロナだが、MFアンドレス・イニエスタは同式典に参加したレアル・マドリーの選手に謝罪の電話を入れていたようだ。

 バルセロナは当初FWリオネル・メッシ、MFアンドレス・イニエスタ、FWネイマール、DFジェラール・ピケを授賞式に参加させる意向だった。しかし5日のコパ・デル・レイ5回戦ファーストレグでアスレティック・ビルバオに1-2と敗れ、セカンドレグでの逆転が必須となったために急きょ選手たちの参加を取り止める決断を下した。

 FIFAの式典では、バルセロナの主将であるイニエスタからのビデオメッセージが流されていた。「僕とチームメートに賞を授けてくれたFIFAに感謝したい。大きな誇りを感じている。表彰式に参加できず、申し訳ない。コパ・デル・レイの大事な試合を控えていて、行くことができなかった」。これがイニエスタからのメッセージだった。

 しかしバルセロナのキャプテンの行動は、ここで終わらなかった。スペイン『マルカ』によれば、イニエスタは表彰式に参加したレアル・マドリーの選手たちに謝罪の電話を入れたという。

 一方、式に参加したジョゼップ・マリア・バルトメウ会長は「選手、コーチングスタッフ、クラブが(不参加で)意見を一致させた。コパ・デル・レイを優先させたということだ。アスレティック相手に逆転しなければいけないからね」と不参加の理由を説明している。

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