[2.5 プレミアリーグ第24節 マンチェスター・C 2-1 スウォンジー]

　プレミアリーグは5日、第24節を行った。マンチェスター・シティはホームでスウォンジーと対戦し、2-1で勝利した。

　前節ウエスト・ハムで3試合ぶりの白星を飾ったシティは、その試合から2人を変更。DFガエル・クリシーとMFフェルナンジーニョが先発起用され、守護神は引き続きGKウィリー・カバジェロで、前線には今冬加入のFWガブリエル・ジェズスが入った。移籍の噂が報じられているFWセルヒオ・アグエロはベンチスタートとなっている。

　序盤から敵陣でボールを回したシティは前半11分、MFダビド・シルバがPA左のライン際から中央に突破し、中央のMFラヒーム・スターリングにラストパス。これはつながらなかったが、ルーズボールをジェズスが右足で押し込み、先制点。ジェズスは、移籍後初ゴールとなった前節から2試合連続ゴールとなった。

　さらにシティは前半22分に絶好の位置でFKを獲得。これをMFヤヤ・トゥレが右足で狙い、ゴール左上を捉えたが、GKウカシュ・ファビアンスキのファインセーブに阻まれた。その後もMFケビン・デ・ブライネやスターリングらが果敢にゴールに迫り、スウォンジーを圧倒したが、前半は追加点を決めることができなかった。

　第22節リバプール、前節サウサンプトンと強豪相手に連勝を飾ったスウォンジーも反撃に出る。後半3分、敵陣の中央やや左でFKを得ると、MFギルフィ・シグルドソンが右足から強烈なシュートを放つ。これがゴール左上の際どい位置に飛んだが、GKカバジェロの横っ飛びセーブに遭う。それでも、シティの攻撃を耐え凌ぐと、同36分にシグルドソンが低い弾道のミドルシュートを突き刺し、同点に追いついた。

　後半27分のシルバの決定機をいかせず、痛恨の同点ゴールを許したシティは、同38分にスターリングを下げてアグエロを投入するが、なかなか攻撃の形を作ることができない。それでも同アディショナルタイム2分、シルバのクロスからジェズスがヘディングシュート。GKファビアンスキが弾いたボールをジェズスが押し込み、これが決勝点。2-1でシティが土壇場で勝ち点3を獲得し、4位に浮上した。

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