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4大リーグ制覇のバイエルン指揮官が明かす成功の秘訣「人との絆が大切」

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バイエルンを率いるカルロ・アンチェロッティ監督

 バイエルンの指揮官カルロ・アンチェロッティは27日、イタリア南部のラーゴを訪れ、名誉市民の称号を贈られた。地元紙『クォティディアーノ・デル・スッド』が報じている。

 アンチェロッティは数年前、カナダ滞在中にラーゴ出身のレストラン経営者と知り合った。その縁から交流が生まれ、名誉市民権授与につながり、バイエルンの指揮官は当時を回想している。

「イタリアンレストランを探していたんだ。彼らのレストランの料理はとても美味しかったけど、彼らの姉妹が作る家庭料理も美味しかったよ。去年はプライベートでここへやって来た」

 なおアンチェロッティは自身の人生について言及し、子供の頃から大好きだったサッカーを続けることができて幸運であると感じている。

「私は自分の好きなことができてラッキーだ。10歳の時に始めて以来、今も毎日続けている。私は素晴らしい世界に住んでいると思う。スポーツを通して大人に成長することができた。スポーツは人生と似ている。勝つことがあれば負けることもある。ただ我々監督は、結果だけで評価されるけどね」

 アンチェロッティはこれまで母国イタリア、イングランド、フランスに続いて、ドイツのトップリーグを制覇。5大リーグのうち4つを制した名将として知られるが、成功の秘訣は人との絆にあると考えている。

「私は人との交流を大切にしている。私の選手たちやチームのスタッフは1つの家族のようなもので、それこそがあらゆる成功の秘訣だと言える。もしやっていることに自信が持てないのなら、悪影響を及ぼす」

 指揮官は言葉通り、タバコを口にくわえ、白ワインを片手に地元の住民らとイタリア伝統のトランプゲームを楽しんだ。

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