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W杯予選敗退危機のアルゼンチン、サンパオリ監督「ペルー戦で勝ち点を…」

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ホルヘ・サンパオリ体制での2試合は、立て続けに引き分けとなった

 5日、ロシアW杯の南米予選第16節が行われ、アルゼンチン代表はホームで最下位のベネズエラ代表と激突した。

 しかし、アルゼンチンはホームでまさかのドロー決着となり、これでホルヘ・サンパオリ体制での2試合は、立て続けに引き分けとなった。結果的にアルゼンチンは予選5位のままでW杯出場に向けて大きな不安を残している状況だ。

 試合後、サンパオリ監督は次のように述べて試合を振り返っている。

「数々のチャンスを逃す形になってしまった。2試合ともに高いボールポゼッションを記録していながら、(2試合で)2得点しか奪えなかった。そんな中でもリオネル(メッシ)のプレーは素晴らしかった」

「しかし、これがフットボールであり、何が起こるか分からない。予選突破に向けて不安があるのは事実だ。ピンチに立たされたこの状況で、チームが混乱に陥ったり、選手たちがパフォーマンスを出せない状況にならないことを願っている」

 アルゼンチンは10月5日にホームでペルー戦、同10日にアウェーでエクアドル戦が控えている。サンパオリ監督は「ペルー戦で勝ち点を獲得して、なんとしても勝ち上がりに向けて近づかなくては」とコメント。現在4位のペルーを下せば本大会出場に向けて一歩近づくことができるだけに、アルゼンチンにとっては真価が問われる一戦となりそうだ。

 果たしてサンパオリはペルー戦に向けてアルゼンチンをどのように立て直すのか、窮地に立たされた知将の采配が注目される。


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