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次節ユーベ戦に挑む8位のミラン、黄金期を知るコスタクルタ氏は絶対的エースの不在に言及

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アレッサンドロ・コスタクルタ氏がミランの攻撃陣について言及

 ミランの黄金時代を支えたアレッサンドロ・コスタクルタ氏が現状のミランについて苦言を呈している。25日、イタリア『スカイ・イタリア』が伝えた。

 ここ数年低迷しているミランは今夏に大型補強を敢行し、DFレオナルド・ボヌッチなど12選手の獲得に成功。しかしリーグ戦10試合を終えて5勝1分4敗で8位と補強費に見合った結果は残せておらず、同じミラノ勢の2位・インテルとは勝ち点10も開いてしまっている。

 コスタクルタ氏はミランの前線の成績について言及。「アンドレア・ベロッティ(トリノ)やピエール・エメリク・オーバメヤン(ドルトムント)といった選手がいれば、今と違ったミランが見られたはず」と具体的に補強すべき選手の名を挙げ、「間違いないのは悪魔のような決定力を持った選手がいないということだ。今の選手たちは多くの決定機を逃しているね」と現所属の選手たちに対して皮肉を言った。

 現状のチームで最も得点を決めているのがMFスソの4得点と、圧倒的な大エースが不在のミラン。25日の第10節では主将・ボヌッチが退場となっており、その大黒柱を出場停止で欠いた状態で28日に第11節・ユベントス戦を迎える。

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