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マンU移籍が迫っていたファビーニョ、移籍を拒否したモナコへの苛立ちを告白

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マンチェスター・ユナイテッドへの移籍が迫っていたファビーニョ

 モナコMFファビーニョは、ビッグクラブ移籍を許可しなかったクラブに苛立っていたと明かしている。

 今夏の移籍市場で、マンチェスター・ユナイテッドパリSGはファビーニョの獲得に強い関心を持ち、移籍に大きく近づいていたと報じられていた。しかし、FWキリアン・ムバッペ、MFベルナルド・シウバ、MFティエムエ・バカヨコ、MFベンジャミン・メンディら多くの主力の移籍を許可していたモナコだが、ファビーニョの移籍は拒否している。

 ビッグクラブへの移籍が潰えたブラジル代表MFは、フランス『ニース・マタン』で「移籍期間中、残留するのか、移籍するのかわからない状態だった。でも、僕は残留よりも移籍に近づいていた。このような状況でプレーするのは良くないと思うし、僕の心はどこかに行ってしまっていた。だから、無意識のうちに全力を出せなくなった。そして移籍市場が閉まった後は、苛立ちしか残っていなかった」と当時の心境を告白した。

 また、「クラブは移籍を約束してくれていた。だから、僕の考えは正しいと思うし、移籍を成立させるために戦っていた。でも、友人や家族、代理人と話し合って、クラブと衝突しないことが一番の解決策のように思えたんだ」と残留の経緯を明かしている。

 今夏の移籍を望むものの、残留を決意したファビーニョは、今シーズン全公式戦で14試合に出場するなど、レギュラーとして活躍を続けている。

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